活動指針 経営サポート

 商売繁盛は、商売を支える「人材」、商売を応援していただける「お客様」、商売をうまくすすめる「仕組み」三要素(基礎体力)がそろって初めてきわめることができます。
 平たく言えば、経営方針や経営目標を持つことは大切ですが、それは鉄道で言えば線路をひくだけで、その上を走るための機関車(=「人材」)とそれに乗っていただける「お客様」、そして安全に運ぶための運行管理システム(=「仕組み」)が必要です。
 心JAPANでは、特に、この三要素(基礎体力)に力点をおき、底力のある組織体質への変革をサポートいたします。

1.人材育成
 商売は「人材」に大きく左右されます。
 たとえば販売面では、「お客様」は「人に付く」とよく言われます。同じ商品を販売していても、スタッフが異動してしまうとその店舗の売上が激減するシーンを幾度となく見てきました。また、商品企画担当者が変わり、商品パッケージのデザインを一新しただけで売上が増加したことも経験しました。そのほか、店長の気配り一つでその店の営業利益が増加したといった事例もあります。
 これらの事例は、スタッフの天性による場合もありますが、本人の創意工夫や会社の教育活動が功を奏しています。難しい教育をするのではなく、職場やポジションに応じた基本的な教育と訓練により「人材」を育成することができます。

・独自の教育ツール、現場での直接指導による人財育成

2.お客様目線のMD提案
 お客様が必要な商品やサービスは刻々と変化しています。
 流行と言う一過性のニーズ、春夏秋冬、お中元やお歳暮といったシーズン性は言うまでもありませんが、例えば、百貨店でのスイーツの購買行動は、午前中は進物やカジュアルギフト、午後から夕刻は自家需要といった短時間でのサイクルもみられます。
 いま、お客様は何を必要とされているのか、タイムリーなMD展開をしなければ、認知度もどんどん低下し、市場から排除されてしまいます。注意しなければならないのは、ターゲットをしっかり定めることです。流行を先取りしたり、万人に受けを狙って失敗する事例があります。日本のファッションがヨーロッパのブランドに勝てないのは、万人受けするデザインを追及しすぎるからだというアナリストもいます。
 ターゲットとする市場とタイムリー性を見極めたMD展開をにより、お客様からの圧倒的な支持を得てこそ初めて勝ち組に入ることができます。

・商品、サービス、店舗のソフト・ハード面の企画提案

3.徹底した現場主義
 特に飲食店や販売店舗での運営は、チームワークと効率的な作業体制の構築、さらにはハード面の整備(整理整頓から動線・ストック場の整備など)をしなければ、売り逃しやお客様離れが発生します。実際、何が問題なのかを現場でチェックしちょっとした改善で大きな効果が生まれることもあります。

・スタッフとのコミュニケーション、ハード・ソフト面のチェック